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オーディオマニア

50代の独身男性です。早期退職した自由人です。趣味のオーディオや音楽について語ります。

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ジェフロウランドのモデル2が届きました2

同じアンプでも、スピーカーやプリアンプ、プレーヤーなどの他の機器との組み合わせで、音は変わってきます。


 


音質を決めるのは、スピーカーが一番影響力が大きいと言いますから、スピーカーとの相性がいまいちなのではないかと思います。


 


ショップで聴いた時のスピーカーはJBLのスピーカーでした。


 


ジェフロウランドのアンプは、どうもJBLのスピーカーと相性が良く、B&Wとはいまいちなようです。


 


それでも有名なオーディオ評論家でも、ジェフロウランドのアンプとB&Wのスピーカーを組み合わせて聴いている人もいますので、よくわかりません。


 



 


プリアンプも違いますし、電源環境や、ケーブルでも音は変わりますので、なかなかショップで聴いた音を再現するのは困難ですが、それにしても、あの時聴いた音は何だったのだろうと思う程、全く別物の音でした。


 


ジェフロウランドのアンプも時代とともに変わり、今の新型アンプは、往年のアンプに比べると、その独特の音質の個性がだいぶ薄れたように思います。

 


それでもジェフロウランドのアンプは、よくオーディオ雑誌にも書いてあるように、音に艶があり、独特の光沢感というか、シルキータッチとか、輝くジュエリーのような音とか評されていて、特にピアノの音が輝くような艶のある響きで、空間を飛び交うピアノの音には、うっとりするというよりは、ぞくっとして鳥肌が立ちます。


 


雑誌で読んだだけなら、ただ言葉から音を想像するだけですが、私はその言葉通りの音を、オーディオショップでの試聴で何度か聴いたことがあります。


 


その中でも一番だったのが、今回購入したモデル2の音でした。


 


もともと私はジェフロウランドというブランドが好きで、デザインも好きですし、そして何といってもその個性的な音質に魅了されました。


 


最近のアンプは音が変わって、性能は上がっているのかもしれませんが、ジェフらしさという点では個性が薄くなったようです。

 


しかし私の今まで使っていたモデル10は1999年の発売、今回購入したモデル2も、1994年発売のアンプで、いずれもいわゆるジェフロウランド絶頂期のアンプですから、もっとジェフらしい独特の音で鳴ってもらいたいものです。


 


それがなぜか、私のシステムではそのような音が出ません。


 


いったいなぜなんでしょうか。決して悪い音ではないのですが、やはり鳥肌が立ったあの音とは全然違います。


 


確かに前のモデル10とは多少は音は変わりました。


 



 


エネルギッシュになりました。モデル10はもっとおとなしいイメージでした。


 


アート・ペッパーのサックスに艶が乗って、今までより音が前に出てきます。


 


低域も前より良くなっているように思います。


 


それらは良くなった点ですが、逆に悪くなった点もあります。


 


それは空間表現です。


 


モデル10では音は前に出てこず、優しい音でしたが、空間感があり、オーケストラのスケールがもっと大きく、立体的にステージが感じられるように鳴っていました。


 


今度のアンプでは、クラシックが全般的にちょっとうるさく感じてしまいます。


 


というように違いはあるのですが、それはあえて比べたらという程度の違いであって、劇的に音が変わったという程ではありません。


 


一長一短があるので、アンプを変えて音が良くなったとも悪くなったとも言えません。


 


今まで使っていたモデル10の方が発売当時の定価は高く、130万円です。私は確か2004年ごろに中古で買いましたが、それでも80万円しました。


 


今回購入したモデル2は、定価が100万円、そして発売から28年たった今、22万円で購入しました。


 


今の値段こそそこまで高くはありませんが、現行モデルのジェフの中堅パワーアンプは300万円もします。


 


ハイエンドオーディオの値段はこの10年ほど、うなぎ上りに上がっています。


 


とにかくジェフロウランドというブランドが、車で言うならランボルギーニフェラーリといったような、超高級ブランドですから、安価な商品はありません。


 


いわゆるハイエンドオーディオで、音楽を聴くための機械としては、全くの贅沢品です。


 


オーディオはよく車に例える人が多く、似ている部分が多いと私も思いますが、それは実用だけを考えたら、いくらでも安いものがあるのに、あえてそんな高額のものを買うのは、性能がどうとかだけでなく、それを所有する喜びが大きいと思うのです。


 


私が今回買ったモデル2も、もう発売から28年も経っていますから、当然ビンテージアンプの部類でしょう。


 


輸入品ですから、車で言うなら28年落ちの外車のスポーツカーといったところです。


 


明らかに趣味の贅沢品です。


 


最初から音を知っていたら買わなかったと思います。たいして違いがないのですから、今まで使っていたモデル10のままでよかったのです。


 


でも私はいまだにオーディオショップで聴いた、鳥肌のたったモデル2の音が忘れられません。


 


私は夢を買ったのです。前に書いたように、宝くじを買ったようなものです。


 


そして結果はハズレでした。


 


しかし本当にショップで聴いた、あのとろけるような美しい音は、一体何だったのでしょうか。私は幻を聴いていたんでしょうか。


 


まだちょっと納得がいかないところはありますが、さすがに私もこれで気が済みました。


 


幻の音を求めて、今度はプリアンプを変えてみようとか、まさかスピーカーまで買おうなどと考えるほど愚かではありません。


 


これで趣味のオーディオは完全に終わりにします。


 


もちろんオーディオで音楽は聴いていきますよ。新たな機器を購入することはもうしないということです。


 


確かかなり前にそう誓ったはずでしたが、今回は自分で決めた約束を破ってしまいました。


 


でももう本当に気が済みました。


 


なかなか思い通りにはいきません。でもそんなもんでしょう。


 


それよりアメリカの利上げ継続のせいで、株価が心配になってきました。


 


2023年には景気後退入りが確実だとか。


 


そっちの方を心配しましょう。


 


それではまた。

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ジェフロウランドのモデル2が届きました

昨日、ネットで購入したジェフロウランドのアンプ、モデル2が届きました。


 
ドキドキしながら、早速今使っているアンプを外し、モデル2に配線を繋ぎ変えました。


 
エアコンはつけていましたが、何せ20キロもあるので、重たくて汗だくになっての作業でした。


 
さて無事配線も完了して、いよいよ音出しです。本当にドキドキしながら、いつも音のチェックに使っているアート・ペッパーのCDをかけて、恐る恐るボリュームを上げていきました。


 
幸い左右両チャンネルとも、音は問題なく出ていました。


 
これでかなり安心して、大きく深呼吸して、ほっと胸をなでおろしました。



 
そのあともクラシックを中心に、いろんなCDを試聴してみましたが、残念ながら、音は私の思い描いていたような夢の音ではありませんでした。


 
かつて中古オーディオショップで聴いて鳥肌が立った、あの何とも言えない美しいモデル2の音とは違い、今まで聴いていた同じジェフロウランドのパワーアンプ、モデル10と大して変わらない音でした。


 
これだからオーディオは難しいです。


 
次回に続きます。

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無職
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自己紹介:
50代の独身男性です。52歳でセミリタイアしました。オーディオ歴は20歳からなので30年以上です。住まいは愛知県です。

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