50代の独身男性です。早期退職した自由人です。趣味のオーディオや音楽について語ります。
こんにちは。
昨日、冬のオーディオ大商談会第2弾へ行ってきました。
先週に引き続き、同じ某オーディオショップで開催されたものですが、1週間前とは違うメーカーが出展していて、また違った機器の音を試聴することができました。
まずはこちらのブースです。
イタリアのスピーカーブランド、ソナスファベールのスピーカーです。
こちらはペアで100万円と、ソナスファベールの製品としては、エントリーモデルになります。
プレーヤーとアンプは、ドイツのブランド、ブルメスターのもので、プレーヤー、プリアンプ、パワーアンプと、いずれも約300万円の製品で、合計で900万円になります。
こちらはほぼフラッグシップモデルと言ってもよく、ブルメスターの最高位に位置する製品です。
つまり合計でちょうど1000万円になるシステムですが、あくまでソナスファベールの宣伝なので、プレーヤーとアンプは最高級のものを使い、スピーカーの能力を最大限に発揮しようという趣旨です。
それで私の持参した愛聴盤を3枚聴かせてもらったのですが、音質はと言うと、残念ながら今一つで、我が家のシステムの音の方が、明らかに上でした。
値段的には私のシステムの倍の値段になりますが、やはりペアで100万円のスピーカーが、役不足だと思われます。
後ろにペアで600万円のスピーカー、アマティーもあったのですが、そちらは聴かせてもらえませんでした。
そちらのスピーカーだったら私のシステムを超える音が出たかもしれませんが、今回の大商談会も、顧客のターゲットをある程度現実的なものに設定しているようで、あくまでも手が届きそうな価格の製品を宣伝していましたので、ハイエンドの製品と言うよりは、ワンランク下のクラスの製品がほとんどでした。
続いてのブースは、国産メーカー、TADです。
こちらはプレーヤー、アンプ、スピ-カーと、すべてTADの製品で鳴らしていました。
プレーヤーはCDプレーヤーではなく、ネットワークプレーヤーで、Qobuzのストリーミングサービスの音が聴けました。
私の持っている音源を検索してもらい、同じ音源で試聴させてもらいましたが、こちらもまあまあいい音はしたのですが、それでもやはり、我が家のシステムの音と比べると、もう一つでした。
感想を言うと、我が家のシステムは何かと聞かれたので、話したところ、やはりそのクラスの音には一歩及ばないのは仕方ないと言われ、ここにあるシステムより、もっと上のグレードのスピーカーとアンプ紹介され、そちらならもっとグレードの高い音が出るはずだと説明されました。
LINNのブースでも試聴させてもらいましたが、こちらもやはりフラッグシップモデルではなく、ネットワークプレーヤーが、アンプ内蔵のタイプで、350万円のもの、スピ-カーが新製品で、ペアで150万円のものでした。
合計500万円で、金額的には我が家のシステムと同等ですが、音は比べるまでもなく、まったく平凡な音で、我が家の音の方が圧倒的にいい音でした。
と言うことで、今回はあまりい良い音は聴けず、全部のブースを回り、結構疲れましたが、結果的には我が家の音の方がずっといいということが確認できた結果となりました。
家に帰って、自宅のシステムで聴いて確認しましたが、やはり自宅の音の方が格段に良かったです。
こうなると我が家の音はかなりいい音だということで、もうこれ以上は望まなくても、これで満足すればいいのではないかと思えてきました。
これ以上の音を求めるというのは、ちょっと欲張りすぎではないかと思いました。
上を見ればきりがありませんが、お金が無限にあるわけでもなく、今の音で十分いい音なので、これで満足しないといけないかなあと思いました。
ただ先週聴いた、ブルーサウンドの、NODE NANO というネットワークプレーヤーの音があまりにも良くて、自宅のシステムより良いと感じたので、それがどうしてもひっかかっていました。
しかし見た目にもおもちゃのような小さくてちゃちな作りですし、6万円と言う値段からしても、どう考えてもそれが350万円のLINNのプレーヤーより良い音がするというのは、考えられません。
ただ私は実際この耳で聴いてそう思ったので、信じられませんが、実際どうなんだろうと思い、ショップ店員にそのことを話し、相談してみました。
ずばりNODE NANOを導入したら、今の自宅の音が良くなる可能性があるかどうか聞いてみましたが、おそらく今と同等か、ほとんど変わらないだろうと言われました。
そしてあるブースで、ネットワークプレーヤーでQobuzの音と、CDプレーヤー再生の音を聴き比べた時に、CDプレーヤーの方が圧倒的に良かったのですが、そのブースの人の話では、ネットワーク環境の問題で、とにかくデジタル機器は、デジタルノイズの塊なので、そこを整えて対策してやらないと、本来の性能が発揮できず、結果CDプレーヤーで再生した方がいい音になると言われ、まさにその通りだと思いました。
私もNASを導入してから、初めはとんでもない音で、今の音に到達するまでに、試行錯誤しながら、血のにじむような努力と投資をしてきましたが、それはすべて、NASとネットワーク環境に由来するデジタルノイズをいかに取り除くかということでした。
ですからもし私がNODE NANOを購入して自宅のシステムにつないだとしたら、それが新たなデジタルノイズの発生源となり、NODE NANOでの再生がいい音がしないばかりか、CDプレーヤーでの再生でも、システム全体がノイズに侵されて、音が悪くなってしまうかもしれません。
もう苦労はしたくありませんし、それだったら今のままの音で十分ではないか、もうこれ以上欲張るのは良そうと思い、NODE NANOの購入は止めることにしました。
音の良し悪しは錯覚と言うものもあり、他のあまり良くない音をたくさん聴いた後だったことや、見た目と値段からくる先入観とのギャップもあり、より素晴らしい音に聞こえた可能性もあります。
確かに家に帰ってから自宅の音を聴いてみましたが、かなり良い音に聞こえ、必ずしもNODE NANOの方がいい音だったとは言い切れず、ほぼ同等のレベルだと感じたことは確かです。
もうこれ以上深追いするのは止めて、今の音で満足して聴き続けていこうと思います。
それではまた。
こんにちは。
昨日、某オーディオショップ主催の、「冬のオーディオ大商談会」に行ってきました。
今回は前回の反省から、手持ちの愛聴ディスクを3枚持って行きました。
まずは一番のお目当ての、アキュフェーズのブースに行きました。
システムはこんな感じです。
SACDプレーヤーは、DP770。フラッグシップのプレーヤーで、定価150万円です。
プリアンプは、前回聞いて音が素晴らしく、今回もこれを一番聞きたくて行ったのですが、そのお目当てのC3900はなく、1つ下のグレードのC2900ともう一つ下のモデルしかありませんでした。C2900は定価150万円でした。
パワーアンプはP4600です。定価は70万円くらいです。
今回はスピーカーが、前回のTADではなく、JBLでした。
見た目は立派ですが、定価はペアで100万円と、ハイエンドと呼ぶにはちょっと安いスピーカーで、まあミドルクラスの製品でしょうか。
これで手持ちのCDを聞かせてもらったのですが、結果から言うと、どれも大していい音はせず、自宅のシステムの圧勝でした。
前回聞いたものとの違いはプリアンプとスピーカーだけですが、私はスピーカーが役不足というか、このJBLのスピーカーが悪い音の一番の原因だと思いました。
やはりB&Wとは、全然音が違います。
クラシックを聴くにはやっぱりB&Wの方がいいと思いました。
今回聴いたJBLのスピーカーは、音がスピーカーにへばりついているというか、明らかにスピーカーユニットから音が出ているように聞こえ、音が平板で、空間表現や、立体感がいまいちというか全くダメでした。
あとはCD再生ですが、音に雑味を感じ、音の透明感や、鮮度といった面でも、自宅のシステムより、2歩も3歩も下の次元の音でした。
さすがにこの音では満足できません。
CDプレーヤーは私のDP570より上のモデルなんですが、全然いい音がしませんでした。
しかし逆にちょっと嬉しいというか、やっぱり我が家の音は最高だと思い、もうこれ以上買い替える必要はないという安心感やら、何やら勝ち誇ったような気なって、気分は悪くありませんでした。
あとのブースも立ち寄って、ミドルクラスの機器を試聴させてもらいましたが、当然音は私のシステムの足元にも及ばず、よしよしと自分のシステムの音の良さを確認して、一人で悦に入っていました。
ところがです、あるブースの音を聴いて、おったまげました。
ストリーミング再生で、私の愛聴盤を何枚か聴かせてもらったのですが、すべて自宅で聴いているよりいい音で鳴っていました。
これささすがにショックでした。
そのシステムは、写真に撮るのを忘れてしまったので、ネットワークプレーヤーの写真しかありませんが、そのネットワークプレーヤーというのがこちらです。
ブルーサウンドから新しく出た、NODE NANO というネットワークプレーヤーです。
写真で見てもわかるように、大変に小さく、とにかく値段がめちゃくちゃ安い、定価6万円の製品です。
まさかこんなちっぽけで安物の製品からこんなすごい音が出るとは、思ってもみませんでした。
ちなみに写真はありませんが、スピーカーは、カナダのパラダイムというブランドのスピーカーで、定価がペアで200万円のものでした。
アンプは聞いたことのない、やはりカナダのメーカーで、名前は忘れてしまいましたが、がたいの小さな、それこそ見た目には全然高級感のない安っぽいつくりのセパレートアンプでしたが、値段は、プリとパワー合わせて250万円だそうですから、決して安物ではありません。
要はシステム全体で、約500万円のシステムです。
金額的には私の家のシステムとほぼ同等です。
ですから音も同等なら納得は行くのですが、いかにせん送り出しのネットワークプレーヤーが、まるでおもちゃかと思うようなちゃちなものなので、これで我が家より素晴らしい音が出るのが本当に信じられませんでした。
私のシステムはアキュフェーズのDP570にUSB接続でサウンドジェニックプラスのNASをつなぎ、アキュフェーズをDACとして使っていますが、定価70万円のアキュフェーズと6万円の NODE NANO で、もしかしたらNODE NANOの方が音がいいのではないかと思えてしまいました。
NODE NANOを買って我が家のシステムに導入すれば、アキュフェーズとの比較試聴ができます。
私はコンピューター関係が苦手なので、ネットワークプレーヤーを購入しても、設定がわからなかったり、不具合が生じた時の不安があり、それが購入のネックになっていますが、この値段なら、もし買ってみてダメでも、全然諦めがつく値段ですし、もし本当に今の音より良い音になればしめたものです。
これは導入してみない手はないなと思いました。
それにしても我が家のシステムの音も、試行錯誤の末、やっといい音で鳴るようになり、これ以上の音はそうそうは聞けないだろうと自負していたのですが、実際いい音を聴いてしまうとちょっと悔しく、癪に障ります。
しかもこんな安いおもちゃみたいな製品に負けるのかと思うと、ちょっと納得がいきませんが、オーディオは値段じゃありませんからね。
もしこのネットワークプレーヤーで本当にこんなに素晴らしい音が出るのなら(現に目の前で素晴らしい音が出ているではありませんか)、例えばLINNの680万円もするフラッグシップのネットワークプレーヤーを買うなんてほんと馬鹿です。
でもさすがに680万円と6万円が同等の音というのはちょっと信じがたい気がします。
スピーカーの性能がいいからだろうかとか、アンプがすごいのかなとも思いましたが、いくらスピーカーとアンプが良くても、プレーヤーの音が悪ければ、普通はここまでいい音はしないはずです。
ですから、きっとこのネットワークプレーヤーの音はいいのに違いありません。
だとすれば、まったくの革命というか、価格破壊もいいところです。
そのあと店頭に、ソナスファベールのスピーカー、アマティーとLINNのネットワークプレイヤーが鳴っていたので、それでも自分の音源を試聴させてもらいましたが、そちらも我が家のシステムより上の、いい音がしました。
ただしそちらはスピーカーが600万円、ネットワークプレーヤーが350万円、パワーアンプが70万円と、合計で1000万円のシステムですから、これは負けてもしょうがないので納得ができます。
しかしNODE NANO のシステムの音は、これとほぼ同等の素晴らしい音でした。
これはブルーサウンドのNODE NANO、購入大検討です。
また悩みができてしまいました。
それではまた。
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