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オーディオマニア

50代の独身男性です。早期退職した自由人です。趣味のオーディオや音楽について語ります。

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ネットワークオーディオは諦めます

こんにちは。


 


人生なかなか思い通りにはいきません。


 


私の人生、今までずっとそうでした。たまにうまくいくこともありましたが、たいていのことは思うようにいかず、結局挫折して終わるか、諦めるしかないのでした。


 


このところずっと毎日、狂ったようにオーディオのことばかりやっていました。


 


実家に帰って落ち着いても、頭の中はオーディオのことばかりで、他のことは何も考えられません。


 


明日やろうと思っていることばかり気になって、夜もなかなか寝付けないようなありさまでした。


 


私は昔から悪い癖で、1つのことに夢中になるとそれにのめり込みすぎてしまい、他のことができなくなり、仕事にも学業にも支障をきたらしてきました。


 


最悪の場合はそれで体調を崩してしまいました。


 


今回も例外ではなく、とにかくCDのリッピングを繰り返し、それが本当に難しくてわからないので、1日のうちに何回となく、CDプレーヤーを購入したオーディオショップの担当の人に電話して、やり方を聞きながらの作業でしたが、本当に疲れました。


 


そしてパソコンをオーディオにつないで、いざネットワーク再生を試みたのですが、音は出るものの、なかなかいい音が出ず、何度聴き比べをしても、CDプレーヤーの方がいい音がします。


 


理論上はネットワーク再生の方がいい音がするはずなのですが、なぜか私の場合はそうではありません。


 


それも電話して、そうするとその担当者の方はとてもいい人なので、嫌がらずにいろいろと原因を考えて、対処法を教えてくれるのですが、何を試しても多少の音質の改善はあるものの、それでもまだCDプレーヤーの方がいい音がします。


 


すると今度は、私の使っているWindowsのノートパソコンがポンコツなので、それが悪いのではないかということになり、私が以前仕事で使っていた古いMacのノートパソコンも持っていると言うと、WindowsよりMacのほうが音がいいらしく、それならと今度はMacのパソコンを使ってやることになり、再び今度はMacのパソコンを持って店頭へ行き、事細かにやり方を教えてもらいました。


 


その時も11時から13時まで約2時間、普通だったら授業料を取られてもおかしくないくらいのレクチャーを受けました。


 


それでも実際家に帰って自分でやると、またしてもいろいろとわからないことが出てきたり、うまくいかなかったりしたので、その都度電話して、電話で教えてもらいながらパソコン操作をしました。


 


オーディーとは言いながらも、90%はパソコン作業です。


 


やはりデジタル音痴、デジタルアレルギーの私には非常にストレスのたまる作業で、うまくいかないとキレ気味になり、その担当者が本当に腰が低くていい人なのにつけ込んで、思わず担当者に当たりそうになるのを必死でこらえていました。


 


それにしてもここまでしてくれるのは、いくら大きな買い物をしたお客だからとはいえ、なかなかないことで、やはりこの人の人の良さによるものだと思います。


 


そんな苦労の末、Macを使い、さらに音が良くなる設定というのを特別に教えてもらい、ありとあらゆる改善策を施し、ようやくいい音が出たのですが、それでもまだCDプレーヤーと同レベルぐらいで、ネットワークオーディオの優位性は感じることができませんでした。


 


そんな中、今日も朝から何枚かCDのリッピングをして、それをパソコンからオーディオにつないで聴いてみたら、新たにリッピングしたアルバムの音が、とんでもなく悪い音でした。


 


今までにリッピングしたものはいい音で聴けるのに、いったいどうしたというのか、今日新たにリッピングした2枚が、とんでもなく悪い音でした。


 


試しに同じ音源をCDプレーヤーで再生してみたら、全然いい音がするではありませんか。


 


これで私は完全に心が折れてしまいました。


 


理由はわかりませんが、これだけ努力して労力を使ってやったのに、どうしてもCDプレーヤーの音に負けています。


 


しかも今日出した音は、以前使っていたCDプレーヤーにもはるかに劣る、とんでもなく酷い音でした。


 


担当の方には悪いですが、もう私はネットワークオーディオは辞める決意をしました。


 


確かに店頭や試聴会では、私の自宅よりもはるかに良い素晴らしい音を聴くことができましたが、それはすべてネットワークオーディオによる再生です。


 


実際同じ音源をCDプレーヤーとネットワーク再生で聴き比べてみて、ネットワークオーディオの優位性は実感しているのですが、なぜか自宅ではそれができません。


 


もう私は諦めることにしました。これ以上パソコンでストレスを感じるのは嫌です。


 


確かに店頭や試聴会で聴いた音は素晴らしいですが、その音と聴き比べなければ、今回購入したCDプレーヤーでも十分にいい音で音楽は聴けます。


 


以前使っていたCDプレーヤーと比べたら、明らかに1ランク音質が向上しました。


 


もうそれで妥協したいと思います。


 


試聴会で聴いた夢のような素晴らしい音を手に入れられるかと思ったのですが、冒頭に書いたように、世の中なかなか思い通りにはいかないこともあります。


 


いえ大抵のことがそうです。


 


人生なんて妥協と諦めの産物です。


 


さて、ということで私はパソコンをしまい、CDプレーヤーからのみ再生することにしました。


 


これがそのオーディオシステムの完成形です。


 




 


隣の芝生は青く見えますから、これからは隣は見ないことにします。


 


そうすれば、我が家のオーディオで聴く音が最高だと感じることができますから。


 


要は気持ちよく音楽が聴けるかどうかです。


 


オーディオなんてキリがなくて、どこまで高額なものを買っても生演奏には絶対に勝てないわけですし、例えば私の母もクラシック音楽が好きですが、普段とんでもなくチープなラジカセで聴いています。


 


第一は母は耳が遠くなり、音楽もよくは聞こえないと思いますが、それでもテレビでクラシックの番組を見ています。


 


母は十分音楽を楽しんでいると思います。音楽を楽しむのに、何百万円もする高級オーディオは、決して必需品ではありません。


 


オーディオを趣味とする人の多くが、音楽ではなくいい音を出すことを追及している一方で、音楽ファンという人たちは、それほどオーディオという装置にこだわったりはしません。


 


私ももう一度初心に立ち帰り、いい音を出すことを目的にするのではなく、音楽を聴く楽しみを追及していこうと思います。


 


それには今回購入したCDプレーヤーで十分だと思います。


 


それではまた。

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CDプレーヤーが届きました

こんにちは。


 


本日、ついにアキュフェーズのSACDプレーヤー、DP570が我が家に到着しました。


 


今日の3時ごろに届くことになっていましたが、今日は朝から落ち着かず、ソワソワして、このドキドキ、ワクワク感は、新車の納車の時にそっくりだと思いました。


 


昨年の9月に新車の軽自動車を買いましたが、金額的にも今回のCDプレーヤーは、その次になる大きな買い物で、まさに新車購入に匹敵すると思いました。


 


さて到着する前から、もう準備は万端で、CDプレーヤーを置く場所も、配線もしっかり用意していましたので、あとは届いたら梱包を解いて、そこにセッティングするだけとなっていました。


 


さすがに厳重に梱包してありましたので、箱は大きくて重たかったです。


 


それでもオーディオ機器は今までに何度も購入しているので、重たいアンプに比べたらまだましですが、それでもCDプレーヤーとしては重たく、15キロを超えるCDプレーヤーは初めてです。


 


それに金額的にも、今まで使っていたプレーヤーは定価で27万円で、しかも中古で購入しましたので、今回の70万円という金額は、オーディオ機器としては、久しぶりの大きな買い物です。


 


さて緊張とドキドキワクワク感が同居する中、すぐにセッティングを完了し、いざ音出しです。


 



 


右下のが、今回購入したアキュフェーズのDP570です。上に載っているのは今まで使っていたCDプレーヤーですが、まだ補欠としていつでも聴けるように配線はつないでおきました。


 


そしてその上にあるのが、私の古いノートPCで、今回のメインイベント、初めてのネットワークオーディオに使うためのものです。


 


まずはCDプレーヤーで、CDを聴いてみましたが、ネットワークオーディオもすぐに聴けるように接続して、スタンバイ完了です。


 



 


これが私の新たなオーディオシステムの完成図ですが、早速まずはCDプレーヤーの音から聴いてみました。


 


やはり今まで聴いていたものより、繊細でいい音がします。


 


しかし、明らかにグレードが違うという程ではなく、聴き比べてみて初めて、やっぱりこっちの方がいいなあという程度です。


 


まさにテレビの芸能人格付けチェックのあれです。


 


100万円のワインと5000円のワイン、違いが判るのはGACTだけで、あとの人にはわからないのですから、GACT以外の人にとってはどちらも同じ、だとしたら5000円のワインの方が断然コスパが良くていいです。


 


すみません、話が脱線しました。


 


つまりオーディオの世界もこれと同じで、何百万、何千万円もする機器もありますが、数十万円以上出せば、その上は違いはあまりないか、あっても普通も人には分からない程度だということです。


 


それならわざわざ70万円も払って、買い替える必要はないではないかということになりますが、問題はこれからです。


 


今回のCDプレーヤーは、CDも聴けますが、ネットワークオーディオもできるという機材なのです。


 


もう今どきのCDプレーヤーはみんなそうで、たいていUSBのデジタル入力端子がついています。


 


要はそこにパソコンから、CDを取り込んでデータ化した音源を入力して、それをCDプレーヤー内のDAコンバータでアナログ変換して、アンプに送るという仕組みです。


 


これをやると、あら不思議、CDからコピーした音なのに、CDより良い音がするではありませんか。


 


とにかくこれからはネットワークオーディオの時代です。


 


私が欲しかったのはCDプレーヤーではなく、ネットワークオーディオによって得られる、CDよりワンランク上の良い音です。


 


ドキドキしながらネットワークオーディオにつなぎ、音を出してみました。


 


音が出た瞬間、私はにやりと顔がほころびました。


 


今度は比べるまでもなく、音が出た瞬間に違いが判る、明らかに良い音でした。


 


やりました。私の目論見は大成功でした。


 


苦労して、また大金をはたいて導入した甲斐がありました。


 


ただやはり試聴会で聴いた、あの鳥肌が立つほどの素晴らしい音のレベルには至っていません。


 


でももうこれで良しとします。あの音を追いかけていたらきりがありません。


 


どんどんお金をつぎ込んでいくことになり、それでもゴールにはたどり着けないでしょう。


 


試聴会の音は、プロが作り上げた、裏技を使った特別な音で、素人には出せないものだと割り切って諦めます。


 


とにかく今までCDプレーヤーで聴いていた音とは、明らかに違う、もうワンランク上の音を手に入れることができました。


 


来年は私の愛用のスピーカー、B&Wのノーチラス802が購入20周年になります。


 



 


これも新品で買って、我が家のリスニングルームに入れてから、一度も動かしていません。(自分では重くて動かせません。)


 


20年間使ってきて、いまだに古びた感じはなく、むしろ今の現行モデルよりも、私はこのデザインが気に入っています。


 


それが19年経って、19年前にはまだ存在すら知らなかった、ネットワークオーディオを導入して、今までで最高の音にブラッシュアップされました。


 


これからもこのシステムで、最高の音で音楽を聴いて、優雅な私のオーディオライフを満喫したいと思います。


 


それではまた。

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プロフィール

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職業:
無職
趣味:
オーディオ、音楽鑑賞、投資
自己紹介:
50代の独身男性です。52歳でセミリタイアしました。オーディオ歴は20歳からなので30年以上です。住まいは愛知県です。

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