http://audio.no-mania.com/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AA%E6%A9%9F%E5%99%A8/rca%20%E3%81%8B%E3%82%89xlr%E3%81%B8%E3%81%AE%E5%A4%89%E6%9B%B4RCA からXLRへの変更
こんにちは。
さて、私のシステムですが、ジェフローランドのアンプ、モデル10は確かにクオリティーはアップしたように思います。
特にクラシックでは、オーケストラのスケール感が増し、音場空間が立体的に聞こえるようになりました。
ただ逆に、美音という点では、前のシステムのほうが勝っていたように思います。
それと一番気になるのが、今回のシステム変更で、特にクラシックで、小音量時と盛り上がった時の大音量の差が、異常に激しくなったことです。
特にオーケストラなどは、小音量時には、耳に神経を集中しないと聴こえないくらいの小さな音で、かといってボリュームを上げると、今度は盛り上がりでの大音量が大きすぎてびっくりしてしまいます。
オーケストラのダイナミックさやスケール感は感じますが、これではストレスが溜まって疲れてしまいます。
その点、以前のシステムはストレスフリーな美音でした。
今回のシステムでは、特にピアノの音が全くダメです。腰がなく、輪郭がぼやけたような音で、かといって美しい音でもありません。
バイオリンは前と変わらないように感じますが、ピアノの音は明らかに以前のほうがよかったです。
ピアノコンチェルトを聞くと、ピアノの音自体が小さく、何だか遠くの方でなっているような感じです。
しばらく聴きこむうちに、少し改善したようにも感じていましたが、今日、プリとパワー間の接続ケーブルを、RCAから、XLRに変えてみました。
そうしたら、音が激変です。音量のレベル自体も上がり、ボリュームのメモリも、大体45くらいだったのが、42で十分な音量が得られます。
そして何より、ピアノの音が、大きく、くっきりとした輪郭で聴こえ、しかも若干ですが、あのジェフロウランド特有の美音を感じます。
もともとジェフのアンプはバランス接続が基本とは言われていますが、こうも音が違うものかと目からうろこでした。
これで音の不満はすべて解消です。
これから一生とは言わないまでも、この先10~15年はシステムをいじらずに、この音を聞き続けたいと思います。
ちなみに今回私が使ったXLRケーブルは、SAECのこのケーブルです。

新たに購入したのではなく、前から実家のシステムでプリとパワーの間に使っていたケーブルです。
ところがアンプの入れ替えのため15年ぶりに外そうとしたら、いくら渾身の力で引っ張っても外れません。
それで諦めて、仕方なくRCAケーブルで接続していたのですが、昨日試しにもう一度トライして無理やり引き抜いたら、取れたので、今日付け替えてみました。
今日も付け替えの時に何度か抜き差ししてみましたが、やはり抜くときにちょっときつく、ケーブルのロックするボタンの不具合のようでした。
それでも今度は抜き差しできましたので、おそらく今度はもうしばらくは抜くこともないと思いますので、この音を楽しみたいと思います。
まだ今日付け替えたばかりですので、本当の音質評価はまたもう少し聴きこんでみないとわかりませんが、とにかく第一印象はOKでした。前はアンプを変えてすぐから、不安と疑問のある音でしたので、たぶんこんどこそは大丈夫だと思います。
正直うれしくてたまりません。
またオーディオでワクワクドキドキしてきました。
この感じ、本当に久しぶりです。
今度はCDが欲しくなります。


もうたぶん買っちゃうんでしょうね。もう時間の問題のような気がします。
それではまた。
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