50代の独身男性です。早期退職した自由人です。趣味のオーディオや音楽について語ります。
こんにちは。前回の記事の続きです。
さて昨日見てきたものの写真を紹介します。
まずはイタリアのソナスファーベルとうメーカーのスピーカーです。
弦楽器の音がなんとも温かみと艶のある音で、スピーカーというより、まるで楽器が鳴っているような鳴り方をします。
全てのジャンルOKと言いますが、このスピーカーは断然クラシック向きです。
そもそもジャズはまだしも、ロックやポップスなどは、ある程度のシステムなら、安い装置でも全然普通にいい音で聴けます。
超高級品と聴き比べてもさほど変わりがないか、むしろ高級品の方が悪く聞こえたりもします。
ところがクラシックだけは、歴然とした差が出るんですね。
高級機の実力を判断するにはとにかくクラシックです。
クラシックの生楽器の質感や、オーケストラのスケール感、空間感、音の分離のよさ、ホールトーンなど、チェックポイントはいっぱいあります。
とにかく私が聞いたソナスファーベルが奏でる音色は、思わず顔がほころんでしまうほどの何とも言えない気持ちの良い、至高のサウンドでした。
ただしこのスピーカーはペアで200万円、9月には円安の影響でさらに値上げが決まっているそうです。
アンプも200万円、CDプレーヤーも200万円ですから、3つ合わせて600万円になります。
買えるわけがありません。
こちらは私が愛用しているスピーカーと同じブランド、B&Wの最新モデルです。
CDプレーヤーとアンプは国産のデノンとマランツのもので、それほど高くはなく、いわゆる普及機ですが、残念ながらこちらのシステムの音は聴くことができませんでした。
5つの部屋を回ったのですが、ここが最後の部屋で、私が入ったのが5時少し前で、5時終了だということを私が知らずにいて、なんともう終了ですと言われてしまいました。
写真だけ撮らせてもらいましたが、B&Wの音はいろんなところで時々聴いていますので、よくわかっているつもりです。
ちなみにこちらのスピーカーの値段は、ペアで320万円です。
私が20年前に購入したノーチラス802と同じグレードの最新モデル、いえこちらは803なので、1つ下のモデルですが、それでもなんとペアで320万円です。
私が購入した802は定価が150万円でしたので、20年で値段は倍以上になっています。
このことからも高級オーディオの世界で、いかにインフレが進んでいるかがわかります。
おそらくは愛好家がどんどん減ってきて、ますます購入者が少なくなったので、大量生産ができないからなんだと思いますが、それにしても高すぎます。
さて最後に我が自宅のシステムを改めてお見せします。
CDプレーヤー:25万円、プリアンプ:75万円、パワーアンプ:100万円、スピーカー:150万円で、総額350万円のシステムです。
見た目は今回の商談会で見たシステムに負けず劣らず立派ですが、出る音のクオリティーが全然違います。
昨日の試聴会に行く前までは、自宅のシステムの音も、決して悪くはなく、結構いい音じゃないかと自画自賛していたんですが、やはり比べてしまうと歴然とした差があるという現実を思い知らされて、へこんでしまいました。
でも要は比べなければいいんです。
昨日の音を聴かなければ、全然今の音で十分に音楽は楽しめますから。
何でも人と比べるのはいけません。
自分が良ければそれでいいので、他人と比べる必要なんてないんですからね。
今のオーディオで満足して使い続けようと思います。壊れない限りはですけどね。
だってさすがにもう無職で、そんなところに散財するなんて馬鹿げたことはできませんからね。
もう試聴会に行くのも辞めた方がいいかもしれません。
見て聴いてしまうと、また欲しくなってしまうかもしれませんからね。
もう私は足を洗ってカタギになったんです。
マーシーと同じ轍は踏んではいけません。
誘惑を断ち切って、2度とブツには手を出さないで生きていこうと思います。
それではまた。
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