オーディオマニア

こんにちは。

お久しぶりです。

以前の記事「松本あすかさんのCDが届きました」で書いたように、私のシステムの音は、大きな問題を２つ抱えていました。

１．左右の音量が違う。（左のほうが音が小さい）

２．大音量時と小音量時の差が極端で、ストレスになってしまう（特にクラシックで）

ところが何もいじっていないのに、時が経つとともに音がだんだん変化して、良い方向に変わりました。

これもエイジングの賜物なのでしょうか。本当に不思議です。

まずは１の左右の音量差ですが、不思議なことに左チャンネルの音が大きくなってきたと思ったら、今度は右チャンネルの音のほうが小さく聴こえて、またアンバランスでした。

しかしそれも我慢して聴いているうちに、だんだんと改善されていて、今でもまだ微妙に右チャンネルのほうが小さいような気はしますが、ほとんど気にならないレベルになりました。

そして２の問題ですが、これも前のアンプで聴いていた時と比べると、やはり大音量時に比べ、小音量時の音が小さくて聞きづらさはありますが、それでもだいぶましになってきました。

ほんとに何にもいじってないんですよ。ただ我慢して聴き続けてきただけです。

それがいつの間にか、結構聴ける、いい音になりました。

本当に不思議です。

では今の音に不満はないかと言われると、やはりまだ不満はあります。

それは以前からずっとそうだった、ピアノの音色です。

実家のJBLのスピーカーで聴くピアノの音色に比べると、やはり柔らかすぎて、輪郭がくっきりしないピンボケの音です。

そしてピアノコンチェルトなどでもピアノの音が小さく聴こえ、奥に引っ込んでしまっています。

実家のJBLで聴くと、ピアノがもっと前に出て主張してくる音で、ピアニッシモもよく聴こえますし、残響の響きもとても綺麗で、伸びやかです。


残念ながら、ピアノの音は今のシステムでは満足できません。ただしクラシック限定での話ですが。

ただ、逆にバイオリンの音は、実家のJBLで聴くと、高音に刺激成分があって、結構ストレスに感じたりします。

それに比べると、自宅のB&Wの奏でるバイオリンの音色は、実に柔らかで、しかもしなやかに伸び伸びと鳴る最高の美音です。

昔から、バイオリンの音とピアノの音は両立が難しかったです。

どちらかを取るとどちらかがダメでした。

これがオーディオの難しいところです。

それでも今我が家のシステムは、かなり満足のいく音で鳴ってくれています。

ついでにマランツのSACDプレーヤー、SA14 Ver.2も、全く問題なく、トレイの開閉も、読み込みもエラーが出ることはありません。

これもまた不思議な話です。

どうやらオーディオには、自然治癒力が備わっているようです。

というわけで、これからもずっと何もいじることなく、今のシステムで音楽を楽しんでいこうと思います。

それではまた。